株式会社サイバー・コミュニケーションズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:新澤 明男、以下CCI) は、インターネット広告におけるアドベリフィケーションの取り組みを本格化するために、 インテグラル・アド・サイエンス社※1、Momentum社※2、電通、電通デジタルらと共に「アドベリフィケーション推進協議会」を発足しました。
これにより、日本におけるアドベリフィケーション問題の現状把握と具体的な対策の研究を深化させるとともに、その研究結果を適宣ホワイトペーパーとして一般公表し、媒体社の広告商品開発、または広告主の広告出稿時における一助となるような有益なデータ提供を目指します。
近年、インターネット広告の自動化・効率化に伴い、広告取引実績の正確な捕捉が難しくなってきています。それにともない、「広告が”人”ではなく”機械”によって不正なインプレッションやクリックが発生していないか」(アドフラウド)、「広告がしっかり見られているか」(ビューアビリティー)、「不適切なサイトに広告表示されていないか」(ブランドセーフティー)といった広告の価値毀損に関わる問題の正確な現状把握と本格的な対策が喫緊の課題となっています。
CCIはアドベリフィケーション推進協議会における活動を通して、広告のビューアビリティー向上に向けた媒体社向けコンサルティングや広告商品開発などを共に行うことで、インターネット広告取引における健全化に取り組んでまいります。
以上
※1 インテグラル・アド・サイエンス社(IAS):
場所やデバイスを問わず、インターネット広告主のための安全かつ高品質な広告掲載面環境およびデジタルキャンペーンの透明性を提供するグローバル・テクノロジー企業。提供するソリューションはグローバルトップ100広告主のうち80社、2,500社を超えるパブリッシャー、150社を超えるテクノロジーパートナーに採用されている(2016年10月時点)。また、アドベリフィケーション計測ベンダーとして最多となるデスクトップ、モバイルウェブ&アプリ、ディスプレイ&動画のビューアビリティー、および不正インプレッション検知(Sophisticated Invalid Traffic)全てで MRC(Media Rating Council: メデア調査会社の監査や認定審査を行う米国の業界団体)の認定を得ている。
※2 Momentum社:
広告配信におけるブランドセーフティー(ブランド保護)を実現する「Black Swan」、独自のオーディエンス情報および媒体情報を基に広告不正対策を実現した「Black Heron」を提供。 2017年7月、Syn.ホールディングス株式会社のグループ企業(連結子会社)となり、同グループでデジタル広告事業などを展開するSupership株式会社と共に、日本のデジタル広告業界の健全化を推進すべく、アドベリフィケーションソリューションの開発を行いながらサービス拡充に努めている。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社サイバー・コミュニケーションズ
データソリューション・ディビジョン 三和、城野
E-mail:
sol-adveri@cci.co.jp
リリースに関するお問い合わせ先
株式会社サイバー・コミュニケーションズ
ストラテジー・ディビジョン 高松
E-mail:
press@cci.co.jp