デジタルサイネージ広告市場規模推計・予測2018年-2023年
株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社である株式会社サイバー・コミュニケーションズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:新澤 明男、以下CCI) は、株式会社デジタルインファクト(東京都文京区、代表取締役社長:野下 智之)と共同で、デジタルサイネージ広告市場(※1)に関する調査を実施しました。その結果、2019年のデジタルサイネージ広告市場規模は749億円の見通し(前年比113%)となり、2023年予測は、2019年比1.7倍の1,248億円となりました。
スマートフォンの普及による生活者の消費行動の変化や、企業サービスのデジタルトランスフォーメーションの進展とともに、公共サービスや商業施設、屋外などにおいてデジタルサイネージの普及がみられます。また、国内で約1.1兆円規模のサイネージが関連する広告市場(※2)においては、ITテクノロジーとサイネージを活用し、直接的な広告効果が可視化された広告プロモーションに対する需要の高まりがみられます。
デジタルサイネージ広告市場は、配信先である多くのデジタルサイネージのロケーションオーナーや、多くの運営事業者、広告会社によって構成されており、広告枠の規格や出稿にかかわる業務フローが多種多様な状況にあります。現在、開発が進められている広告効果の可視化や、広告主がユーザーとコミュニケーションを図る上で魅力的な空間や場所に広告枠が設置され、出稿しやすい環境整備などが進むことにより、新しいプロモーション需要が生みだされることが期待されます。これらを背景にデジタルサイネージ広告の魅力が高まり、さらに多くの広告主の利用が促進されることで、2023年のデジタルサイネージ広告市場規模は2019年比約1.7倍の1,248億円規模に達すると予測します。
【調査結果】
■2019年セグメント別デジタルサイネージ広告市場規模推計 2019年セグメント別デジタルサイネージ広告市場規模推計 ■タクシー タクシーサイネージ広告市場規模推計・予測2018年-2023年 ※1:デジタルサイネージ広告とは、公共機関、商業施設、屋外などに設置されたデジタルで稼働するサイネージ上に表示される広告。デジタルサイネージの設置者及び関係者を除く、第三者が広告宣伝活動などを目的に費用を支払うことで利用が出来るものを対象とする。市場規模は、広告主によるデジタルサイネージ(上で表示される)広告媒体に対する年間支出総額とする。一部、商取引上媒体費と制作費が不可分とされているものを除き、媒体費のみを対象とする。 |
<調査概要>
調査対象 :デジタルサイネージ広告関連事業者
調査手法 :CCIならびに、デジタルインファクトが保有するデータ、公開データ、デジタルサイネージ広告事業にかかわる企業へのインタビュー調査
調査時期 :2019年8月-10月
調査主体 :株式会社サイバー・コミュニケーションズ
調査実施機関:株式会社デジタルインファクト
本調査では、デジタルサイネージ広告を、交通機関/商業施設・店舗/屋外(OOH)/その他の4つに分類し、2019年の市場規模の推計と2023年までの予測を行った
リリースに関するお問い合わせ先
株式会社サイバー・コミュニケーションズ
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