アドベリフィケーション推進協議会(以下、アドベリ推進協議会)に参画する株式会社サイバー・コミュニケーションズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:新澤 明男、以下CCI)は、モバイル3キャリア(*1)が提供する広告商品の透明性に関する調査を実施しました。
インターネット広告費は4年連続2桁成長と著しい成長を遂げている一方、アドフラウドやブランドセーフティなどインターネット広告の課題も指摘されており、インターネット広告の不透明さや不正を懸念する広告主が、信頼性の低いメディアへの広告出稿を控える動きも世界的に広がっています。
このような背景を踏まえ、株式会社D2C、株式会社mediba、ソフトバンク株式会社の協力を得て実施した本調査では、3キャリアが提供する広告商品はビューアビリティ率69.5%、アドフラウド率0.8%と、アドベリ推進協議会が発表した日本平均数値(ビューアビリティ率49.8%、アドフラウド率8.7%:「IAS 2017年H2メディアクオリティレポート(*2)」より)と比較して、ビューアビリティ率は高くアドフラウド率は低い結果となり、3キャリアが提供する広告商品の高い透明性と信頼性が確認されました。
今後もCCIは、高い透明性を活かした3キャリア合同商品の開発に取り組んで参ります。
以上
*1 モバイル3キャリア(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)
*2 アドベリフィケーション推進協議会「IAS2017年H2メディアクオリティレポート」:
https://bit.ly/2LY054x
【調査概要】
・調査主体:株式会社サイバー・コミュニケーションズ
・調査協力会社:株式会社D2C、株式会社mediba、ソフトバンク株式会社
・調査時期:2018年3月9日~4月29日
・調査方法:dmenuTOP、auWebポータルTOP、SoftBank Ads Platform* にIASタグを設置
*「SoftBank Ads Platform」PMPサービスにて、「メニューリスト」を指定して配信
・調査項目:
アドフラウド:Suspicious (%)
ビューアビリティ:In-View (%)
■アドフラウド、ビューアビリティの調査
モバイル3キャリアが提供する広告媒体の「アドフラウド」「ビューアビリティ」の調査を実施。
アドフラウド :広告が”人”ではなく”ボット”によって不正に閲覧、クリックがされていないか
ビューアビリティ:広告がユーザに見られる状態にあるか (ビューアビリティの条件「広告の半分以上が1秒間以上、視聴可能な位置に表示されていた」か)
-アドフラウド-
不正インプレッション率の日本平均値※8.7%と比較して、3キャリアが提供するディスプレイ商品の不正インプレッション率は0.8%。
※アドベリフィケーション推進協議会によるIAS計測数値を参照

-ビューアビリティ-
ビューアビリティ率の日本平均値※49.8%に対し、3キャリアが提供するディスプレイ商品のビューアビリティ率は69.5%。
※アドベリフィケーション推進協議会によるIAS計測数値を参照

調査結果の詳細は下記URLよりご参照ください。
URL:
https://testdomain.x0.com/cci-wp/wp-content/uploads/2018/06/WPadverification-1.pdf
別途、3キャリアが提供する広告商品のユーザー調査を行いました。
調査結果の詳細は下記URLよりご参照ください。
URL: https://testdomain.x0.com/cci-wp/wp-content/uploads/2018/06/WP3career.pdf
本件に関するお問い合わせ先
株式会社サイバー・コミュニケーションズ
メディア・ディビジョン 加藤
E-mail:
tak.kato@cci.co.jp
データソリューション・ディビジョン 三和
E-mail:
d.miwa@cci.co.jp
リリースに関するお問い合わせ先
株式会社サイバー・コミュニケーションズ
ストラテジー・ディビジョン 小泉
E-mail:
press@cci.co.jp